今回の投稿はモラハラ夫についてではなく…モラハラ夫との生活に悩み
どうしようもなくなった時に駆け込んだ市の相談窓口での出来事です。
- 夫からの度重なる暴力
- 人の気持ちを踏みにじるような罵倒
- 金銭的虐待
もう無理だ…
これ以上は、もう一緒にいられない。
私が壊れてしまう。
市の相談窓口に電話
どうにか子供と私がすぐに家を出る方法がないか相談します。
「一度、面会時間を予約してもらって、ゆっくりお話を伺いますね。」
そして、数日後の面会当日。
- 今までのモラハラ、DV、経済的虐待についての経緯
- 子供達と暮らすためにどうにか経済的負担が少なく、すぐにでも入れる住居がないか
- 他にも受けられる支援がないか?
などを相談員の方の質問に答えながら話します。(ここまでで既に1時間半経過)
面会前に書いたいわゆる問診票みたいなもの(病院の初診の際に書く現在の状況的なもの?)を
上から下まで、もう一度目を通した相談員の方の第一声は…
「まずはこのお子様の通われてる幼稚園諦めましょか?」
「はい?????」
娘の通っている幼稚園は地域の中で、古くからある有名な幼稚園ではありましたが
すでに認定こども園制度で共働き家庭の方は勿論、ひとり親、外国の方も受け入れのある幼稚園。
何故、モラハラやDVの相談にきて子供の幼稚園の話になるの???
「この幼稚園、昔から高いって有名ですよね?」
「今は認定こども園制度で、授業料も収入に応じて決定されているし、他の幼稚園と比べて特別高いという認識はないのですが…」
「いや、毎月細々した請求あるでしょ?その金額が高いってよく聞きますよ!そういうところの負担から減らしていかないと生活大変でしょ?まずは子供さん、公立の保育園に移した方が良んじゃない?」
「はぁ…」と答えたものの全然納得のいかない私。
勿論、私が一人で子供達を育てていくことになれば…保育園に移るという選択肢も当然出てくる問題であることはわかる。
だけど…今そこ???
散々、状況について話した結果そこ?
一回、頭の中を整理する…(頭の中を整理している間も勿論、相談員は話し続けている)
私は夫の暴力や罵倒、今後起こるかも知れない子供への被害や影響を恐れて
とにかく夫と物理的に離れるために相談窓口にきた。
(うん、まずは夫と離れるための住居について相談しに来たんやんな?)👈心の声
何とか話を本題に戻そうと、
「あの、子供の幼稚園については後々考える必要もあると思うのですが…今の私の状況で受けられる支援や、すぐに入れる住居などがないかの相談に来たのですが。」と言った。
相談員の方は「ちょっと待ってね。」と暫く席を離れ、何かのパンフレットを手に戻ってきた。
ようやく私の知りたい話が始まると思いきや…
「これがね、あなたのお子さんが通ってる幼稚園の基本料金、そしてこっちが公立の保育料、その他にも遠足やらお遊戯会で別途請求されるでしょ?まずは、幼稚園から保育園に移して引越し先を決めるのが先じゃない?」(いやいや順番おかしない??)
そして、幼稚園(とにかく保育園に移すことに拘る。)子供達の将来への助言?
離婚のよって与える子供への影響など、とにかく私の求めていない話を長々と話し続けた後…
「そもそも離婚が成立していない状態では、あなたが受けられる支援はないのよ」
(ないんかーーい!!それ、もっと早よ言ってーー!!)
(相談に訪れてから、もう3時間経つで?)
だからね…
まだまだ、あれこれ言い足りない様子でしたが
「私は子供の教育費の節約について相談しに伺ったわけではないし、子供の将来については私が考えて決めます」と言って席を立った。
藁にもすがる思いで電話した相談ダイヤル。
もしかしたら子供達と安全に暮らせる方法が見つかるかも知れない。と勇気を出して行った面会
少しの期待は崩れ落ち、悔しさと虚しさと苛立ちだけが残った。
帰り道、車を運転しながら悔しいやら情けないやら、いろんな感情が押し寄せ涙が溢れた。
- 今の私たちを助けてくれる支援や制度はない
- 子供達を守れるのは、私以外に誰もいない
- 私が強く生きるしかない
(もう流れる涙もないや…)涙も枯れるほど泣いた後
「夫との離婚」
「娘を卒園までこの幼稚園に通わせ続ける」ことを決めた。
その後、夫と離婚。
引越しや母の入院などで3ヶ月ほど幼稚園を休ませてしまうことにはなりましたが…
娘も、あの時はまだ赤ちゃんだった息子も無事に同じ幼稚園に卒園まで登園することができました!
相談員の方の話は私を救済してくれる言葉でも、私を励ましてくれる言葉でもなかったけれど…
- 私自身がこれからどうしていきたいのか?
- 私が子供達のためにできる事は何なのか。
その時の状況から逃げずに向き合う時間になった事は間違いないし、
何より子供達のことを他人にとやかく言われたくない。
ご心配いただかなくても子供達のことは必ず私が守っていきます!!
という自分自身の気持ちをハッキリ自覚できたことで一人で子供達を育てていく覚悟を持てた。
今考えても相談員の方の言っていたことにうなずける部分は見つからない。
だけど、あの時相談に行ったことで違う意味で背中を押されたことで
子供達と3人で過ごせる今があるので、結果的には良かったと思えるようになりました。
※この相談員の方の考え方が私には合わなかったというだけで他の方への対応は存じ上げませんし、親身になって良い方向へ導いてくださる相談員の方も沢山いらっしゃると思います。
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