「そもそも何でそんな人と結婚したん?」
これめっちゃ言われた…💦(お願いやから、その質問だけはやめてくれ…私が一番聞きたいよ)
モラハラ男の話を聞けば聞くほどそんな人おる?ありえんやろ?ってなるよね…
離婚のことを話した際に一番多かった質問がこれ☝️です。
まずこの質問『そもそも何でそんな人と結婚したん?』に返答するとしたら…
「そんな人って知ってて結婚するわけなくない?。。。」です。
- 誰が好き好んで、モラハラ気質の人間の相手をしたいと思いますか?
- 誰が好き好んで暴力的な人と結婚します?
- 誰が嫁の妊娠中に浮気するような男選びますか?
- 誰が金銭的虐待に加え、働くことさえ許してくれない人を夫にしたいと思いますか?
そうです。
- もしも彼がモラハラ気質だと知っていたら…
- もしも彼が暴力、暴言で相手を支配する人だと知っていたら…
- もしも子供の成長になど興味を示さない、ただの猿だと知っていたら…
そんな相手との結婚を考えることすら無かったでしょう。
私は、自分の結婚について振り返った時…結婚詐欺にあったようなものだ。と考えています。
なぜなら…モラハラ気質の人にはものすごーーーーーーく外面が良い!
という特徴があると感じるから。
相手の家族さえも騙してしまえる外面の良さは表彰物🏆です。
(それを見抜くことができなかった自分にも問題はあると自覚しています(泣))
だから意を決して、友人や家族に相談した際も誰も私の言葉を信じてくれませんでした。
実際に私が夫のことについて相談した時、
- まさかあんなに優しそうな彼がそんなことする?
- あなたの勘違いなんじゃない?
- (私の)思い込みが激しすぎるんじゃない?
などなど…
私自身も結婚するまで、本当に優しい人だと思っていました。
お付き合いしている間、喧嘩も一度もしたことがなく
- 私の大事な周りの家族や友人まで大切にしてくれる
- 言わなくても一足先にやってくれている
- 温厚な人
- 自分よりも私の希望を先に聞いてくれる人
お恥ずかしい話ですが…情熱的な恋愛とは違い、とても穏やかで安心した日常を過ごせる相手。
だと本気で思って結婚したのです。
一緒に暮らし始めて…彼と意見の食い違いがあって喧嘩になったり、暴言を吐かれ続けても…
ずっと優しく温厚な彼のイメージだけが記憶に残っているから、
私の出来の悪さが彼を苛立たせてしまっている。と自分を責め続けていました。
彼の理想や彼の好み、彼の要望を聞いて、少しでも心穏やかに過ごせる環境を…
彼が疲れて帰ってきた時、ホッと落ち着ける空間を…
その環境を私が作れば、彼の苛立ちや不安も、きっと癒すことができる。そんな理想の奥さんに…
と、彼が気にいらないと私に言った事一つ一つ見直し…改善していくことに時間を費やしました。
もしも今、あの頃の私と同じように…自分を責めたり、相手に合わせて自分が変わろうと頑張っている人がいたら…是非、こちらの記事👇も読んでみてください!
でも、私が知っている温厚で優しい彼は、幻だった。
外面だけで取り繕われていたヤツの世界…
<仕事や、仕事関係での人間関係>
- テキパキ仕事をこなし、付き合いも良いので上司に気に入られる(ボロが出始めてからは悲惨)
- ドライブスルーでコーヒー頼んで優雅に車で出勤→会社まで高速(月末のカード明細悲惨)
- 「俺がやっときますよ」で仕事抱え過ぎ。(出社6:00、帰宅深夜2:00、挙げ句の果てに、帰りの高速道路、速度超過で捕まり免取り)
- 仕事とは…を後輩や友人に豪語(かなり出来る男を演出して話してるけど、社会保険制度も理解してない。交通費も支給されない会社で勤め、高速料金、ガソリン代毎月自腹で払ってる時点で私は白目)
<自分の友人や、その家族と一緒にいる時の彼>
- こっちが声かけたから!!とサラッとお会計を済ます(勿論、家計に余裕はない)
- 友人の子供の面倒は保育士並みに見る(普段、子供の顔より携帯の画面見てる)
- 友人の誕生日や季節のイベトの集まりの際には、嫁を無断で差し出す!(イベントの開催場所と日程だけを伝えられ、「エプロン持って何時に行って!!」初対面でも関係なし!!勿論、子供も私に同伴…せめて子供の相手ぐらいはしてくれよ…てか、開催時刻まで、何処で何しとったんやろ?)
- うちでBBQした際には、「帰ったら楽やろ?」と…友人の子供たち順番に風呂まで入れてた!(勿論、友人達が帰った後は即寝…自分の子の風呂は?BBQの後片付けは?)
- 友人たちに良い顔する為なら台所にも立つ!!(台所立ってんの初めて見たわ笑)
お付き合いしている時は、その友人達サイドに私も含まれていたのだと思う。
私の友人達にも、とても優しくしてくれていたし…私の家族に対しても困りごとがあれば、
すぐに一緒に動いてくれ、大切に思ってくれてるんだと私も感じたし、家族も感謝していた。
自分を取り繕える場所では、良い格好(関西で言うとええかっこしいである)をするし、
口数も少なく大人しいので、人が良さそうな感じにも見える。
彼の友人の奥さんに「優しくて、よく気の利く旦那さんで羨ましい。」と言われたこともある。
(家にいる時の彼の本性知ったらひっくり返りますよ?と言ってやればよかった笑)
私の家族、友人含め…みんな彼の外面の良い部分に完全に騙されていたのです。
離婚してから、私と同じようにモラハラやDVに悩んだ経験がある人と繋がる機会が増え、
私のように結婚するまで、相手がモラハラ気質であることに気付かなかった。と言う方が
本当に多いことに驚きました。
Twitterの投稿で…
という投稿を見た時、「この気持ち何?共感しかない。わかってくれる人がいるだけで泣ける。」
そうなんです。本来の、ありのままの自分で勝負できないモラハラ男は…
いつも自分を取り繕ってるから…表面的には、とても優しいし、よく気が効くし外面が良い!
勿論、お付き合いしている間に”○ズ男”であることに気付く為に「見極める力」を養うことが
最も大切なことではあるのですが…相手が自分そのものを取り繕ってる嘘つき野郎かも?なんて
疑ったことも想像したこともなかった訳で…。(お花畑脳は卒業します。泣)
まんまと彼にとって、お利口な飼い犬になってしまっていたのです。
『何でこんな人を選んでしまった??』『何で見抜けなかった?』
『何で気付かんかった?』と、何度も何度も自分を責めて苦しみました。
自分の意思で選び決断した相手が、そんな酷い人間だったと知った時、自分の愚かさを…
自分の浅はかさを…自分が一番恨んでいます。
誰を責めるわけにもいかない、やり場のない気持ちに本人が一番情けなさを感じています。
そして、今モラハラ男に悩んでいる方…どうか自分を責めないでください。
私自身、離婚して子供達と平和に過ごせるようになった今でも…このやり場のない怒りや情けなさで、心穏やかに過ごせなくなる時があります。
更に、まだまだ過去に毒されている自分に苛立って、そんな自分が嫌になる時もある。
それでも前を向く…ヤツを取り巻く何者にも、私の感情を支配されたくないから。
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